
長尾神社は長尾の6地区、雪ヶ坂、大谷戸、中村、下河原、下原、
台が順番に当番を勤めます(当番の組を行事組と呼びます)。
行事組は各行事に必要な、神社内外の飾りつけ(国旗・テント
・机・椅子・御神灯・紅白幕・神殿など)や、各行事に必要な
道具の準備などを含め、1年の間、元旦祭・射的祭・例大祭・
七五三祈願祭の4大行事を主導します。
初詣で地元の氏神様へ家内安全の祈願をすれば、一年が平穏無事
に過ごせると言われています。長尾神社では境内にてお焚き上げ
を行っています。
火を取り扱いますので、安全には充分配慮して行っています。
また深夜の行事ですので、外灯を増やす等安全に配慮しています。
長尾山妙楽寺で除夜の鐘を撞いてからの初詣がお勧めのコース
です。
①初詣は、1月1日午前0時より16時迄です。
この時間、参拝者へのサービスとして、御神酒、甘酒を無料で
振る舞っています。お焚き上げも無料で受け付けています。
授与品は、破魔矢、お札、お守り、おみくじなどを販売しており
ます。
②10時より、白幡八幡大神神職により拝殿にて元旦祭式典を
挙行します。

長尾神社の射的(まとう)祭は、古式に則り無病息災と五穀豊穣を占い祈念する行事で、昔は流鏑馬(やぶさめ)で行われていたと言われています。
川崎市内でも数箇所で催されていますが、座って射る長尾の射的は独特です。
①道具
・的(まと)
よしを使用し、直径158cmの円形に編み、半紙を貼り、中央に黒丸、白丸3つ筋で黒丸4つ筋、裏面中央と4隅に「鬼の」文字を入れます。竹の支えに藤の止め木と麻で固定します。
・弓
本来縁起の良い桃を使用しますが、近年は入手困難な為、梅の木を使用しています。長さは158cmで2本準備、弦には麻を使用します。
・矢
神社付近に自生するあずまね笹を使用します。長さは82cmで4本準備します。
②行事
・的の設置
神社拝殿の正面の所定位置にゴザが敷かれ、その上に座布団が置かれ、そこより7足半の場所に的が設置されます。
・関係者
射手(稚児) 2名、7歳未満の長男。紋付袴の正装。
介添人(実際の射手)2名、稚児に代わり矢を射る。
紋付袴の正装。
矢取人 2名、矢の回収、運び役と祝儀の手伝い。
総代又は代理人 2名、神前より弓矢等を運ぶ。
・儀式
本殿で神事の後、弓と矢が矢取人に渡され、中央に座る介添人と射手(左右)に渡ります。
射的は介添人と射手が位置を換え1回に2射で計6射行います。
放たれた矢は、それぞれの矢取人が回収します。
的の中央の黒丸又はその近く、後(裏面)の鬼の文字に当たっていれば、豊作で無病息災の良い年が約束されます。
射的終了後、本殿に向きを替え、矢取人が御神酒を運び祝盃を勤め、儀式は終了となります。
弓は介添人に、矢は射手(稚児)と矢取人に渡され、その家の守り神となります。的を止めていた止め木は安産のお守りといわ
れ、珍重され妊婦の家に渡されます。
・直会(なおらい)
射的儀式終了後、関係者は拝殿に上がり、御神酒、神饌(しんせん)等により直会を行います。神饌はレシピにより寿和以、芹の胡麻和え、豆腐田楽、数子(現在は省略)が準備されます。
直会終了後、この神饌は一般参加者の方々にも無料にてふるまわれます。
・砥餅(ともち)砥餅は直会後、各地区に大祓い申し込み数により分配されます。
なお、射的祭当日もお焚き上げを行っております。松飾りなど7日までの飾り物や昨年の授与品などのお焚き上げも無料で行っております。
長尾神社の射的祭は、先人が大切に残し引き継がれてきた行事であり、長尾神社奉賛会は、これからもこの儀式を古式通りに伝えて行きます。射的祭の詳細は、長尾神社射的祭儀式記録として保存されています。
秋祭りで、豊作と一年の無病息災に感謝する地域の一大イベントです。
本祭の前日に宵宮が行われます。大太鼓連の太鼓及び、東組・西組の御輿と山車の町内巡行が行われます。
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・神事……10時より
白幡八幡大神神職により本殿にて神事が執り行われます。 |
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・湯祈祷(湯立)
神事終了後、境内(洗鉢横)の釜で湯を沸かし、笹の葉で熱湯をまき散らし、病気厄除けと開運厄払いを行います。 その後、子供相撲の無事祈願のため土俵開きが行われます。 |
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・宮入り……12時30分
大太鼓及び御輿、山車の宮入りが行われ、本殿前でパフォーマンスを行います。 |
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・長尾子供太鼓の演奏……13時30分より
出演 長尾子供太鼓連。 協力 同父母会 |
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・大抽選会……14時より
来場者全員(0歳~)に抽選券を配布します。 (祝金奉納者には更に抽選券をプラスして配布致します) 豪華景品(昨年実績) ダイソンコードレス掃除機、自転車2台、その他多数に加えて協賛会社の奉納品も多数準備しています。 ・お餅・お菓子配布……15時より 大抽選会の後、お餅・お菓子配布を実施します。 例大祭は神事だけでなく、参加した地域の老若男女の年に一度のコミュニケーションの場として、又長尾に育つ子供達に故郷の想いで作りの場として氏子だけでなく、地域の人々も含め協力し開催しています。 |
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13時より2時間
・祈願式
子供の育つ地元の氏神で、神社拝殿にて子供の健やかな成長と家内安全を祈願してください。白幡八幡大神神職による祈祷を行います。
・申し込み
長尾神社奉賛会 広報部 TEL受付時間 10時-17時
当日の申し込み(祈願)も神社にて受け付けています。
祈願者には、千歳飴と写真を差し上げます。
御朱印は干支を配したものと数種類書置きのものを例大祭、元旦祭、射的祭の行事日に
ご用意しております。
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